製造業・印刷業のための 1日集中プログラム

KAMERA 1DAI DE, KENPIN WO JIBUN DE TSUKURU. 工場を変える
現場AI工作 1day合宿

カメラ1台と、自分のパソコンの中だけで動くAI
「うちの検品、AIでできないかな」を、その日のうちに動くアプリにして持ち帰る1日です。

# 人件費を、電気代に変える # 情報は社外に出ない # コードは1行も書きません # 町工場のAI活用
PROGRAM1DAY見学+座学30分+実習
CAPACITY6〜8社1社2名まで
LECTURE30分残りは全部、手を動かす
TAKE HOME動く実物デモではありません
第57期
自社製造分クレーム
0 達成

それを達成した工場の社長が、
そのために使った方法を、そのまま教えます。

その中身は、AIを現場の従業員として雇うやり方です。

※ 社員5名の食品ラベル印刷会社・株式会社ニコーが自社工場で達成した実績です(同社ホームページで公表)。外注分は同社の管理範囲外のため含みません。本プログラム受講者の成果を保証するものではありません。

普通のAIセミナーは「AIとは何か」を聞いて終わります。
この合宿は、座学は30分だけ。

プログラムのコードは、一切渡しません。
渡すのは「コードを書かせるための紙」です。 参加者はプログラミングをしません。1枚のシートの空欄を日本語で埋めて、AIに貼るだけ。
アプリはAIが書きます。だから持ち帰るのは1つのアプリではなく、何個でもアプリを作れる力です。

HOW IT WORKS

合宿でやることは、これだけです

プログラミングはしません。難しいのは「何を、どう見るか」を決めるところだけです。

STEP 01 1枚のシートを埋める「どこを見るか」「何と比べるか」を、日本語で書く
STEP 02 そのままAIに貼るコードを書くのはAI。あなたは注文を言うだけ
STEP 03 その場で動くOK/NG判定・警報・記録まで備えたアプリ
シートは手元に残ります。次の検査も、その次も、同じ紙で作れます。

※ 社内の試作検証でここまでを確認しています。実物のカメラを繋いだ通し確認はこれからです。

FOOTAGE

プログラムを書いているのは、AIです

受講者がやるのは、シートの空欄を日本語で埋めることだけ

REC
AI AGENT指示を渡した直後の画面。AIが自分でコードを書き進めていく

— 掲載している動画はすべて無音です —

SOUND FAMILIAR?製造の現場、こうなっていませんか?

この合宿は「AIを勉強したい」方ではなく、持ち込む課題がある工場のために組んでいます。 次のどれかに心当たりがあれば、1日で景色が変わります。

01

目視検査を人に頼っていて、たまに流出する

注意しろ、気をつけろ、で再発し続ける。努力と注意では、ゼロになりません。

02

検査装置の見積を取ったが、高すぎて止めた

数百万円から1千万円超。社員数名の会社にとって、それがどういう金額か。

03

ベテランの目に頼っていて、辞めたら回らない

名人の判断は、名人が辞めた日に消えます。採用も、そう簡単ではありません。

04

紙やパネルの数字を、毎日Excelに手入力している

地味な転記作業は、続きません。続かないから、記録が残らない。

05

AIを使いたいが、製造データを外に出すのが怖い

図面も、レシピも、取引先の名前も。そもそも外に出せないものがあります。

06

1つ作ってもらっても、次は誰も作れない

業者に頼むたびに見積。社内に、作れる人が一人も残らない。

REAL SCENE / 現場の実物ある町工場で、いま実際に動いているもの

これから並べるのは、資料の中の話ではありません。社員5名の印刷工場で、 現場が毎日その横で仕事をしている仕組みです。合宿では、まずこれを自分の目で見ていただきます。

CASE 01

ピロー包装機の挟まり検知 — すべての原点

お客様からのクレームが起点でした

ピロー包装機と、その横に置かれた見張り用のPC
PILLOW PACKER包装機のすぐ横に、見張り用のPCを置いている
ピロー包装機の内部。フィルムが送られる部分
INSIDEここで製品が挟まる。噛み込み、折れ曲がり
REC
IN OPERATION稼働中の包装機と、その横で見張り続けるPC。画面には包装機のカメラ映像

包装機に製品が挟まる。噛み込み、折れ曲がり。絶対にゼロにしなければならない。 ところがピロー包装機には、エラーを検知する仕組みが、そもそも付いていません。

不良は、製造していれば必ず出る。
それでもゼロにしなければならない。
努力や注意では、ゼロになりません。ツールと仕組みでつぶします。

これが、この工場が製造ラインにAIを入れ始めた原点です。 合宿で徹底する「見落としを絶対に出さない」も、ここから来ています。

CASE 02

カス切れセンサー — 「白いハシゴ」と言い換えたら、通じた

AIへの指示は、現場の言葉のままでは通じません

印刷機を流れるラベルの抜けカス。赤丸で囲まれている
WHAT IS KASUこれが「カス」。ラベルの周りの抜け殻が、はしご状に流れていく
カス切れ監視システムの画面。カメラ映像と判定結果が並んでいる
MONITOR見張り画面。異常が出ると、声で「かすが切れていますよぉ」

シール印刷では、型で抜いたラベルの周りの不要部分(カス)を剥がしながら巻き取ります。 このカスが切れると大事故。絡まったカスの除去で、30分と材料数十メートルが飛びます。 従来は、人間が見ているしかありませんでした。

面白いのは、AIへの指示の仕方です。「カスが切れたら教えて」では通じませんでした。

✕ 「カスが切れたら教えて」 …… 通じませんでした
◯ 「白いハシゴが見えなくなったら教えて」 …… 通じました

そして、異常を見つけたらその場で声が出ます。スマートスピーカーも一緒に叫びます。 鳴らして終わりにしない——「どう知らせるか、知らせた後どうするか」まで含めて、検査です。

現場の言葉は、AIには通じません。見えている形と色で言い直す—— この翻訳こそが、現場AIの腕の見せどころです。 合宿で教える「画面のどこを、何として見るのか」は、まさにこの言い換えの技術です。

REC
THE ALARM見張り用のノートPCと、声を出すスマートスピーカー。 手前の紫に光る箱は、自作の照明ボックス
REC
SHOP FLOOR同じ工場の別のモニタ。受注から工程までを、AIが1枚にまとめている
CASE 03

インキの見張り — 1,000円のUSBカメラと、無料のAI

導入の仕方も独特です。まず「面接」します

印刷機に取り付けられた小さなUSBカメラと監視モニター
THE EYE見張り番の目は、1,000円のUSBカメラ
AIに見せた、インキ壺の正常な見本と異常な見本の2枚
INTERVIEW正常な見本と、異常な見本を渡して聞く
AIの回答画面。NGと理由が1.68秒で返っている
ANSWER「NG/理由つき」——1.68秒で返ってきた

インキ壺の状態を、カメラで見張っています。使っているのは1,000円のUSBカメラと、無料のAI。 それだけで、異常を秒単位で言い当てます。

導入の順番が独特です。いきなり作りません。正常な見本と異常な見本を見せて、 「どっちがおかしいか分かる?」と聞くところから始めます。 言うなれば、AIの採用面接です。合宿でも、まったく同じやり方を使います。

1台のPCで、カメラは5台まで見張れます。見張る場所が増えても、判定にかかる費用はほぼ増えません。

CASE 04

印刷機に載せた突き合わせ検査 — ルールとAIの合わせ技

合宿の午前と午後は、この構造をそのまま教えています

印刷機の上に取り付けられた検査カメラと照明
MOUNTED印刷機にカメラと照明を載せる。まさに「工作」
印刷機の脇に並ぶ2台のモニタ。片方にOKの判定が出ている
VERDICT機械の脇で、判定が出続けている
検査アプリの実画面。トレーに並んだ製品を判定している
SCREEN判定の実画面。並んだ製品を1つずつ見ている

大きなズレはルール(スクリプト)が見つけ、細かい問題はAIが見る。 この合わせ技で動いています。どちらか一方では足りない、という結論が先にあります。

DIVISION OF LABOR

1つの検査を、二人で分担させる

どちらか一方では足りない、という結論が先にあります。

RULE / ルール 大きなズレを、絶対に見逃さない 決めたことしかできない。でも、条件がズレなければミスをしない
刷り上がった
印刷物
◀ 位置・寸法汚れ・かすれ ▶
AI / 判断 細かい「おかしさ」を拾う たまに間違える。でも、決めていないことにも柔軟に気づける

合宿は午前にルールで作り、最後にわざと壊し、午後にAIへ差し替える—— この構造をそのまま体験する順番で組んであります。

ルール(プログラム)AI
ミス条件がズレなければ、絶対にしないたまに、する
柔軟性ゼロ。決めたことしかできない柔軟に判断できる
向いている仕事「絶対」を作る仕事(挟まり検知) 「判断」する仕事(カス切れ・インキ)

だから合宿は、午前にルールで作り、最後にわざと壊し、午後にAIへ差し替える—— という順番で組んであります。この差を体で知っている人は、無駄な投資をしません。

CASE 05

操作盤の写真で、データ入力 — 現場は写真を2枚撮るだけ

「DXは現場が覚える。AIは、AIが覚える」

印刷機の操作盤。速度や送り長さの数値が表示されている
SHOT 1現場が撮る写真①——操作盤
手書きの書き込みが入った仕様書
SHOT 2現場が撮る写真②——手書きの仕様書
蓄積されたロス記録の一覧表
RESULTロスが、金額で見えるようになった

操作盤の数値を人が読んで、手で転記する。毎日の地味な作業は、続きません。 ここでも、まず聞いたのは一言だけでした——「これ、読める?」

読めた。だから、入力まで任せました。 現場の人間がやることは、スマホで写真を2枚撮って、送るだけ。

REC
ON SITE現場のタブレット。ペンで書き込んだものが、そのまま記録になる
※ 取引先名はモザイク処理しています

DX:現場が覚える。
AI:AIが覚える。 記録が続くようになると、次に「見える」が来ます。ロスが金額で見えた結果、 工場長が自分から現場に聞きに行くようになりました。

CASE 06

同じ型は、検査以外にも効く

聞いたのは、いつも「わかるか」だけ

工程を色分けして並べたガントチャートの画面
SCHEDULE受注・工程・在庫・納期を束ねた工程表
工程管理システムの入力画面と診断結果パネル
DIAGNOSIS「この注文、間に合うか?」を診断させる

検査から始まった取り組みは、工程管理・在庫管理にも広がりました。 一言でいえば、この工場には「デジタル工場長」がいます。

やったことは、これまでと同じです。困りごと → 面接 → 作業指示書 → 一緒に育てる。 聞いたのは、全部「わかるか」だけでした。 合宿で持ち帰っていただくのは、このそのものです。

SITE

見学は、ここから始まります

大手食品メーカーの監査基準をクリアしている工場です

工場入口に設置されたエアシャワー室
ENTRANCE入口のエアシャワー。食品ラベルを刷る工場の、当たり前の設備
ノートPCと大画面で2枚のラベル画像を並べて比較している
SIDE BY SIDE見本と刷り上がりを、並べて突き合わせる
※ 取引先情報はモザイク処理しています

見学について

合宿は、この工場の見学から始まります。ただし当日ご覧いただける範囲・撮影の可否は、現在調整中です。 上に掲載したものが、そのまますべて見られるとお約束するものではありません。

LOCAL AI / なぜ、ほとんど誰も教えていないのか「自分のパソコンの中だけで動くAI」を、
製造の現場に落とし込む方法

AIには2種類あります。ここの区別がついていない方が、実はとても多いです。 この合宿で使うのは、後者です。

TYPE A / クラウドのAI

よその会社のコンピューターで考える

ChatGPT などがこれにあたります。入力した内容はインターネットを通って、 よその会社のコンピューターに届きます。そこで考えて、答えが返ってきます。

TYPE B / 自分のPCの中だけで動くAI

この合宿で使うのは、こちら

インターネットに、何も送りません。線を抜いても動きます。 製造の情報が、一歩も外に出ません。(いわゆる「ローカルAI」です)

判定にかかるお金データの行き先検査を増やす時
クラウドのAI使うたびに課金、または月額社外に出る使うほど高くなる
専用の検査装置1台あたり数百万〜1千万円超1つ増やすたびに買う
自分のPCの中だけで動くAI 電気代だけ パソコンの中だけ 何回判定しても同じ

動かすソフトも、AIそのものも、無料です。
買うのは、パソコンとカメラだけ。 1日に何百回検査しても、判定にかかる費用は1円も増えません。これが「人件費を、電気代に変える」の中身です。
※ ここでいう「電気代だけ」は判定にかかる費用の話です。PC・カメラ・照明の初期費用は別途かかります。

WHY IT SCALES

検査する場所を増やしたとき、かかるお金はどうなるか

ここが、専用装置やクラウドとの一番大きな違いです。

検査する場所を増やす → ↑ お金 専用の検査装置 クラウドのAI 自分のPCの中だけで動くAI
1つ増やすたびに、1台買う 使うほど課金が積み上がる 何回判定しても、電気代は変わらない

※ 形を示した概念図です。金額の目盛りはありません。 また「電気代だけ」なのは判定にかかる費用で、PC・カメラ・照明の初期費用は別途かかります。

なぜ、ほとんどの人が上手に使えていないのか

この種類のAIを知っている人は、AIに詳しい界隈にはいます。 それでも上手に使えている人は、ほとんどいません。理由は、はっきりしています。

みんな、これを「ChatGPTの代わり」にしようとするからです。 そして「やっぱり頭が悪いな」と結論して、やめてしまう。役割がまったく違うことに、気づいていません。

たとえるなら得意なこと
クラウドの大きなAI東大卒のエリート幅広い相談、文章づくり、調べもの
自分のPCの中だけで動くAI 一つの持ち場を黙々と見続ける職人 「これはOKか、NGか」だけを、何万回でも、タダで

検査に、学歴は要りません。 現場のAIに必要なのは、たった一つの持ち場を、まばたきもせずに見続ける根気です。

AIが分かる人は、現場を知らない。
現場が分かる人は、AIを知らない。
その交差点に立っている人が、ほとんどいません。 だからこの合宿は、AIの講座ではなく「現場の講座」として組んでいます。最初の1時間で工場を見ていただくのは、そのためです。

正確に、線を引いておきます

AIで外観検査をするハンズオン自体は、県の産業技術センターなどが各地で開いています。 ただし中身は、メーカーのツールを操作してみる体験会です。座学講座やオンライン講座もあります。

私たちが調べた限り、次の3つが揃ったものは、ほとんど見当たりませんでした。

  • 自分のPCの中だけで動くAIで、自分で作る(ツールを操作するのではなく)
  • AIを面接してから雇う(作る前に、できるかを見極める)
  • 自社工場で実際に動いているものを、その場で見せる

BIG FACTORY vs. SMALL FACTORY大企業のAI活用と、町工場のAI活用は、別物です

大手メーカーがまとめた「製造業のAI導入」の記事を読むと、必ず4つのデメリットが並びます。 書いてあることは、どれも正しい。ただしそれは、大企業を前提にした話です。

世の中で言われるデメリット町工場のAI活用なら
高額な初期費用がかかる 買うのはパソコンとカメラだけ。動かすソフトもAIも無料です
セキュリティを強化する必要がある そもそもネットにつなぎません。情報が通る道が無いので、守るものがありません。線を抜いても動きます
AI対応人材が不足している 人を採りません。AIを面接して、AIを雇います。作るのはあなた自身で、プログラミングはしません
導入方針が定まりにくい 1枚のシートが、そのまま方針です。帰るときには「明日カメラを向ける場所」が1つ決まっています

出典:リコー「製造業でAIを導入した事例|導入状況やメリット・デメリットを説明」

4つのうち3つは、お金と規模の問題です。
町工場には、町工場のやり方があります。

そして、大企業が持っていないものが1つあります

SPEED

AIを1つ、現場に入れるまで

同じことをやるのに、かかる時間がまるで違います。

大企業稟議を通す → 予算を取る → 業者を選ぶ → 試験導入
約1
町工場決める人と作る人が、同じ部屋にいる

大企業が稟議を回している間に、町工場は3つ作れます。

1日でも早く「AI社員の雇い方」を覚えてください。早く雇うほど、育てる時間が長くなります。 1年後に差がつくのは、資金力ではなく、いつ始めたかです。

規模が違う

大企業は、ラインを入れ替える

設備を丸ごと入れ替える話。だから、簡単には試せません。

だから試せる

町工場は、カメラを1台置く

失敗しても、失うのはカメラ1台分。うまくいかなければ、その1つをやめるだけです。

なお、同じ記事がメリットとして挙げている生産性・品質・労働環境・競争力の4つは、 この合宿で作るものでも同じように取れます。違うのは、規模だけです。

THE INTERVIEW / この合宿の心臓部AIは道具ではなく、新しく入った従業員です。
だから、雇う前に「面接」します。

新人にいきなり検査を任せる人はいません。まず面接します。 ここを飛ばすのが、最大の失敗です。

「作ったのに使えなかった」の大半は、
アプリの出来が悪いのではありません。
そもそも、その子には無理な仕事だった——というだけのことです。 面接は、5分で済みます。費用はゼロ。稟議も要りません。

面接のやり方

正常な写真と異常な写真を2枚見せて、「どちらが異常か」を理由つきで答えさせる。そして5つを見ます。

  • 当たったか
  • 理由が的外れでないか — 当たっていても理由が変ならまぐれ当たり。本番で必ず落ちます
  • 何秒かかったか — 現場の流れる速さと比べます
  • 3回聞いて、答えがブレないか
  • 「分かりません」と言えるか — 関係ない写真を見せて試します。 でっち上げる子は、どんなに賢くても採用してはいけません
AIに社員証と台紙の取り違いがないかを判定させた画面
EXAM 別の会社の題材で面接した実例。「取り付け間違いがないか確認して」
デスクの上に組んだカメラと判定用PCの試作環境
WORKBENCH 面接に受かってから、机の上で組む。この「工作」を1日でやります

落ちたときは、まず自分の側を疑います

照明を足す。もっと寄る。そして、言い方を変える。

✕ 「カスが切れたら教えて」 …… 通じませんでした
◯ 「白いハシゴが見えなくなったら教えて」 …… 通じました

そして「任せない」も、立派な結論です。 向いていない仕事を押し付けると、現場が「AIは使えない」と学習してしまいます。それが一番の損失です。

1-DAY PROGRAM1日の流れ

座学は30分だけ。残りは全部、自分の会社の検品を題材に、手を動かします。

TIMETABLE

工場を変える 現場AI工作 1day合宿

60分FACTORY
工場を見学する

AIが実際に検査している現場を、まず自分の目で見ます。「これ、うちでも作れるのか」を体で理解してから座学に入ります。

30分LECTURE
講義:AIに仕事を任せるときの注意点

座学はここだけ。入門講義はしません。「AIに仕事を任せる時、何を踏むか」だけを扱います。 ※この間、AIのダウンロードが裏で進みます。待ち時間を作りません。

MOVE
移動(工場 → 会場)
15分SETUP
セットアップ開始

AIの本体(4GB前後)のダウンロードを、先に走らせておきます。

45分INSTALL
AIエージェントを自分のPCに入れる

Codex / Claude Code / Antigravity など、どれでも構いません。1つ動けば先に進めます。

90分BUILD 1
初級:ルールで判定する検査を作る

シートを埋めて、AIに書かせます。ここが本番。 最後にわざと照明を変えて壊し、ルールの限界を体験します。

30分INTERVIEW
AIの面接

雇う前に、できるかどうかを見極めます。写真2枚で「この子に任せられるか」を5分で判定する方法。

75分BUILD 2
中級:AIに「読ませる・見せる」

面接に受かったAIを雇って、判定の頭脳だけを差し替えます。文字を読む、盛り付け漏れを見つける。

45分EXTRA
応用:手書き・パネルの転記時間が余ったら

手書きの仕様書や機械のパネルを読んで、今使っているExcelの並びで受け取ります。

15分CLOSING
締め

「明日、自分の現場でカメラを向ける場所」を1つ決めて帰ります。

※ 開始・終了時刻、昼食の扱いは調整中です。調整中

HANDS ON当日は、1社ずつ横について進めます

配ったテキストを各自で読む形式ではありません。 詰まったところは、その場で横についてほどきます。 1社に1台ずつ作業台を出すため、定員を6〜8社に絞っています。

受講者のノートパソコンを覗き込みながら操作を教えている様子
SIDE BY SIDE「動かない」で止まらせません。画面を一緒に見ながら、その場で直します
参加者全員がノートパソコンを開いて作業している様子
ALL HANDS聞いて終わりにしない。全員がPCを開いて、自社の題材で手を動かします
ハンズオン形式の会場全景
WORKSHOP座学は30分だけ。残りの時間は、ずっと作っています

※ 写真は、同じ進め方で実施した過去のハンズオン合宿のものです。本プログラムの当日の様子ではありません。

WHAT YOU LEARN何が身につくか

ツールの使い方ではありません。一生使える「考え方」を6つ持ち帰ります。

LEARN 01

自分の現場の検査を「設計」できるようになる

合宿では、作り始める前に必ず次の問いを言葉にします。これが持ち帰る中身です。

品物は毎回、同じ場所に置けるか(置けないなら、AIより先に当て板を作れ)
いつ検査が始まるか/1個終わったら、どう次に進むか
機械はどうやって「置かれた」と知るのか
画面のどこを見るのか(全体を見せない。絞ることが精度)
何と何を突き合わせるのか(比べる相手がない検査は、存在しない)
どこまで見れば合格か(有無だけ/見本と似ているか/中身まで読むか)
どう知らせるか、知らせた後どうするか(音か画面か。鳴らして終わりにしない)

多くの現場は「なんとなく目で見る」で止まっています。この問いに答えられるだけで、検査は設計できます。

LEARN 02 / 最重要

AIを「面接」して、雇うかどうか決められるようになる

正常な写真と異常な写真を2枚見せて、理由つきで答えさせる。当たったか、理由が的外れでないか、何秒かかったか、 3回聞いてブレないか、そして「分かりません」と言えるか。この5つを見ます。

費用はゼロ、稟議も要りません。落ちたら、照明を足す・もっと寄る・言い方を変える。 それでもダメなら「任せない」。それも立派な結論です。

LEARN 03

AIエージェントに、仕事を頼めるようになる

AIに丸投げすると失敗します。合宿では「一度に全部作らせない。1段ずつ動かして、見せさせる」やり方を、 実際に自分の手で体験します。これは検査以外の仕事にも、そのまま使えます。

LEARN 04

ルールで解ける問題と、AIが要る問題を切り分けられる

午前は「ルールだけ」で作り、最後にわざと壊します。午後はAIに差し替えて、越えられなかった壁を越えます。 この差を体で知っている人は、無駄な投資をしません。

LEARN 05

属人化させない、記録の残し方が身につく

作った本人しか分からない仕組みは、その人が辞めた瞬間にゴミになります。 AIに作らせると、これがもっと起きやすくなります。AIは前回の話を覚えていないからです。 そこで合宿では、アプリを作り始める前に必ずこれをやらせます。

  • フォルダに「説明書」と「変更の記録」の2つのファイルを作らせる
  • 何をするものか、どう動かすか、なぜその設定にしたのかを書かせる
  • 「次に作業するときは、必ず最初にこの2つを読め」とAIに設定させる

これだけで、半年後に別の人が触れます。AIも、前回の続きから始められます。 「あのアプリ、なんでこの数字なんだっけ」が消えます。
※設定を書くファイル名は道具ごとに決まっています—— Claude Code は CLAUDE.md、Codex と Antigravity は AGENTS.md。当日ご案内します。

LEARN 06

検査装置の「作法」が身につく

徹底するのは、たった2つです。

  • 見落とし(NGなのにOKと言う)は、絶対に出さない。迷ったら止める
  • 検査していないものを「合格」に混ぜない。見ていないものは「未検査」と表示する

この2つを守るだけで、素人が作った仕組みが「使える検査」に変わります。 逆に、ここを外した仕組みは事故を起こします。

BEFORE / AFTER明日から、何が変わるか

BEFORE 「これAIでできる?」→ 業者に聞く → 見積が数百万 → 諦める
AFTER 自分で試作して、できるか数日で確かめられる。そのうえで、業者と話せる
BEFORE 検査は人に頼るしかない。ベテランが辞めたら終わり
AFTER 「絶対に見落とせない1点」だけでも、機械に任せられる
BEFORE 紙やパネルの数字を、毎日Excelに手入力している
AFTER カメラで読んで、今使っているExcelの並びのまま受け取れる
BEFORE AIを使いたいが、製造データを外に出すのが怖い
AFTER 1台のPCの中だけで完結。データは社外に一切出ない
BEFORE 1つ作ってもらっても、次は誰も作れない
AFTER シートがあるので、何個でも自分で作れる

お酒の席で、数百万円の見積が消えた話

ある経営者と飲んでいたときのことです。「高額な装置を入れようか、どうしようか」と相談されました。 話を聞くと、やりたいことは「置いた品物と、書いてある番号が合っているか」を見ること。

「そんなことでいいなら」と、その場で引き受けて、1日で作って見せました。実際に納めて、今も動いています。

この合宿でやるのは、まさにこれです。高額な装置を買うか、諦めるか、の二択ではありません。 「まず自分で作ってみて、それで足りるか確かめる」という三つ目の道を、持ち帰っていただきます。

WHAT YOU GET何を持ち帰るか

当日その場で動くものと、明日から何度でも使える紙。そして、詰まったときに聞ける先。

動く検査アプリ

自社の題材で作った、その場で動くアプリ。デモではなく実物です。

面接シート

AIを雇う前に、5分で見極めるための紙。次に別のAIを試すときも、そのまま使えます。

プロンプトシート

検査装置の設計図の元になるテンプレ……と言っても、埋めて貼るだけの、たった一枚の紙です。 次の課題にも、その次にも、何度でも使えます。これが本体です。

機材一式

使ったWebカメラ・撮影台・LEDライトを、そのまま持ち帰り。翌日から同じ環境で試せます。

3ヶ月のメールサポート

持ち帰った後に詰まったら聞ける窓口を、3ヶ月ご用意します。現場に戻ってすぐ着手できる方は稀です。 忙しい時期を挟んでも間に合う長さにしました。

明日の一歩

締めの15分で、「明日、自分の現場でカメラを向ける場所」を1つ決めて帰ります。

WHY THIS ONE他のAIセミナーと、何が違うか

01

座学が30分しかない

残りは全部、手を動かします。「勉強した気になって終わる」がありません。

02

コードを渡さない

配布物を動かすだけの研修とは逆です。作る力ごと持ち帰ります。

03

データが社外に出ない

AIを自分のPCの中で動かします。製造情報をクラウドに送りません。

04

AIを「面接」してから雇う

作る前に、できるかどうかを見極める方法を教えます。 これを教えているところは、ほとんどありません。

05

実物の現場を見てから作る

最初の1時間で、AIが動いている工場を実際に見学します。

06

題材は、自社から持ち込む

共通の課題を解く研修ではありません。自社の課題を持ち込む合宿です。

FOR WHOMこんな会社・こんな方に

対象

小規模の製造業・印刷業

  • 経営者+現場担当の2名1組
  • プログラミング経験は不要
  • 自社に、検査や転記の困りごとがある

決める人と作る人が揃っていないと、翌日から動きません。だから2名1組が基本です。

こんな悩みに刺さります
  • 目視検査を人に頼っていて、たまに流出する
  • 検査装置の見積が高額で、手が出ない
  • ベテランが辞めたら回らない
  • 紙やパネルの数字を、毎日手入力している
  • 製造データを外部サービスに出したくない

逆に、「AIを勉強したい」という動機だけの方には向きません。持ち込む課題がある会社のための1日です。

PROGRAM FEE & OUTLINE参加費・開催概要

PROGRAM FEE
1社 20万円(税別)

2名までご参加いただけます。1名でのご参加も同額です

機材一式事前サポートプロンプトシート 面接シート3ヶ月のメールサポート
3人目以降
1名につき 10万円(税別)

情報システムのご担当者など、社内で一緒に進める方を増やせます。 作る人が多いほど、持ち帰ったあとが早く回ります

※ 参加費・含まれる内容は、いずれも予定です。確定次第このページで更新します。

名称工場を変える 現場AI工作 1day合宿
開催日2026年11月7日(土)調整中
時間見学60分+講義30分+実習約4時間+昼食調整中
会場・見学先株式会社ニコー(東京都・食品ラベル印刷/社員5名)調整中
定員6〜8社(1社2名まで)
1社に1台ずつ作業台を出すため、これ以上は受けられません
参加費1社 20万円(税別)/2名まで未確定
3人目以降は、1名につき +10万円(税別)
持ち物ノートPC(Windows / Mac どちらでも可。事前アンケートで機種を確認します)
自社の、検査したい品物・書類
お申し込み募集開始日・お申し込み方法ともに調整中

正直に、お伝えしておきます

このプログラムは、社内での試作検証を終えた段階です。 シートを埋めた文章だけをAIに渡して、OK/NG判定・警報・記録保存まで備えたアプリが実際に出来上がるところまでは確認しています。

ただし、実物のカメラを繋いだ通し確認はこれからです。 したがって現時点では、精度や処理速度について「必ずこうなります」という数字はお出ししていません。 確認が済み次第、この欄を更新します。

QUESTIONSよくあるご質問

プログラミングができないと無理ですか?
逆です。できない人のために設計されています。 コードは1行も書きません。シートの空欄を日本語で埋めるだけです。
うちの検査は特殊なので、当てはまらないのでは?
題材は、ご自身の現場から持ってきていただきます。 共通の課題を解く研修ではなく、自社の課題を持ち込む合宿です。 お題が思いつかない方には、こちらで用意した題材もあります。
パソコンは何が必要ですか?
ノートPCをお持ちください。WindowsでもMacでも構いません。 事前アンケートで機種をうかがい、当日そのまま始められるようご案内します。
1人で参加してもいいですか?
可能です。ただし参加費は1名でも2名でも同額ですので、 2名でお越しになることを強くおすすめします。 決める人と作る人のどちらかが欠けると、持ち帰っても社内で動きません。
3人以上で参加できますか?
はい。3人目以降は、1名につき10万円(税別)です。 情報システムのご担当者など、社内で一緒に進める方を増やしていただけます。 ただし1社に1台ずつ作業台を出す都合がありますので、人数が多い場合は事前にご相談ください。
高い検査装置を買うのと、どう違いますか?
専用装置は、その1つの検査を確実にこなします。 この合宿で作るのは「自分たちで何個でも増やせる仕組み」です。 装置を買う前に、まず自分で試作して当たりをつけられるようになります。 装置の代わりになる、という話ではありません。
作ったものを、そのまま製造ラインに入れられますか?
まずは「絶対に見落としたくない1点」の補助としてお使いください。 合宿では、人が最後に確認する形の作り方を徹底します。ライン組み込みは、そのあとの話です。
精度はどのくらい出ますか?
題材によって変わるため、数字はお出ししていません。 だからこそ、作る前に「面接」で見極める方法をお教えします。 向いていない仕事だと分かったら、任せない——それも成果です。
「不良ゼロ」になりますか?
見落としを減らす仕組みであって、保証ではありません。 冒頭の「第57期 自社製造分クレーム0」は見学先である工場の実績であり、 受講者の成果をお約束するものではありません。
本当に、自分たちで作れるようになるんですか?
社内での試作検証では、シートを埋めた文章だけをAIに渡して、 判定・警報・記録まで備えたアプリが出来上がるところまで確認しています。 ただし実機のカメラを繋いだ通し確認はこれからなので、 「必ずこうなります」という数字はまだお出ししていません。そこは正直にお伝えしておきます。
かかる費用は、本当に電気代だけですか?
「電気代だけ」なのは、判定にかかる費用です。 動かすソフトもAI本体も無料ですが、PC・カメラ・照明の初期費用は別途かかります。 それでも、使うたびの課金や月額は発生しません。

YOUR INSTRUCTOR教えるのは、コンサルタントではありません

毎日その工場を回している、現役の経営者です。

講師のポートレート
株式会社ニコー 代表取締役
藍野 雄一朗
藍野 雄一朗
株式会社ニコー 代表取締役/元・アシカショーのお兄さん
  • 創業58年・社員5名の食品ラベル専門の印刷会社を経営。大手食品メーカーの監査基準をクリア
  • 第57期、自社製造分クレーム0を達成(同社ホームページで公表)
  • AIエージェント開発ハッカソン準優勝
  • そして——エンジニアではありません。プログラムを書いているのは、AIです
「昨年の私は、AIを電卓だと思っていました。今は人材だと思っています。
道具は、人間が『使い方』を覚えるもの。人材は、仕事を任せれば『やり方』を自分で考えるもの。
だからこの1日で、操作方法の話は一切しません。『任せ方』の話をします。

NEXT STEP明日、カメラを1台置くために

5名の印刷屋にできたことです。できない理由が、ありません。

STEP 01写真を1枚撮る 一番「人が見張っている・読んでいる・転記している」場面
STEP 02AIに見せて聞く 「この画像、どういう状況かわかる?」=一次面接。費用ゼロ、稟議なし
STEP 03合宿に持ち込む その1枚が、そのまま当日の題材になります
STEP 04作って、持ち帰る 動くアプリと、何個でも作れる紙を持って帰る

募集開始は、現在準備中です。

開催日・会場・お申し込み方法が確定しましたら、このページでご案内します。
先行してご案内をご希望の方は、お問い合わせください。